湖沼・池・ダム湖・排水機場等、滞留している水をゆっくり動かす 浮遊型省エネ耕水機「バイオファン」「リプル」 |
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養殖・釣堀対応タイプ 水車に変わる画期的な水質管理技術です。 自然の力で水質を浄化! わずか25Wの電力で、15t/分の循環対流を起こす。 リプル25 (同装置1基で、水深1mなら3000u、1.5mなら1500u、2mなら750uの池をカバーできます。) ◆養殖・釣堀の現況 ウナギやクルマエビなどの養殖池は、一般的に換水率が低く、残餌や糞が底に堆積しやすい。水車を回すことでDO(溶存酸素)を維持する方法が主流だが、水車では底から水面までの十分な水の対流をつくることは難しく、時間の経過とともに池底にはヘドロが溜まり、嫌気性のバクテリアも増えがちだ。 ◆新たな発想で水底の嫌気化を改善 こうした半止水的な養殖池において、これまでとはまったく違う発想に基づいて、池水に十分な溶存酸素を供給し、池底も好気性の分解微生物に変えていく。(株)アクアテックジャパン(東京・東村山市、田中英男社長)がこの装置の製造を開始した。 ◆リプルの特許について 同社が発売を開始した「水底活性耕水機 リプル25」は、元・武蔵工業大学教授(物理学)の稲葉宏哉氏と同社が共同開発したもので、この装置の原理については、稲葉氏が[特許3360075号]を取得済み。 ◆活魚の専門家田中社長が惚れ込んだ。 潟Aクアテックジャパンは、首都圏における活魚の取扱いで有名な (株)ふいっしゅいんてりあ の水処理事業部を分離独立した会社である。両社の社長を務める田中氏は、エアレーション設備の専門家である。その田中社長がこの技術に出会い、「これまで様々なエアレーション機器を見てきたが、最も大きな衝撃を受けた。悪者扱いされてきた窒素やリンなどのヘドロの成分を、プランクトンや微生物の重要な栄養源として、自然の浄化作用を利用し、DOも十分に供給しようというのが、この装置の特徴だ。その上、消費電力はわずか25Wと、水車に比べて大幅に少ないので、光熱費を大きく削減できる。さらに作動音が静かなので、騒音に対する苦情の心配もない」と話す。 ◆同装置の原理を簡潔に記す(写真と図参照)。 (1)直径1.8mの同装置(PP製)を、ロープやアンカーで固定し、水面に浮かべる。 (2)3方向に突き出たアーム(フロートの役目も担う)が、装置の中心を軸として6回転/分の速度で回 転。このアームに付いているアルミ製の羽根が、水面近くの水を、装置の中心から外側へ放射状に水平方向に押し出す。 (3)装置から放射状に押し出される水量は15t/分で、その分、池底から装置に向かって水が上昇し、池全体に大きな循環対流が生まれる。 (4)上昇してきた水は、水面で酸素を取り込むと同時に、太陽光線により水中のプランクトンの光合成が活性化、さらに紫外線による殺菌効果が得られる。 (5)DOを十分に含んだ水は池底の嫌気性ヘドロに接触し、これに代わって好気性の分解微生物を増殖させ、水質が改善される。 田中氏談 「水車を使い慣れていると、たったこれだけの装置で本当にDOが十分に供給されるのかと不安かもしれないが、その効果は実験で確かめられており、太鼓判を押せる」と田中社長。 「リプル25」による水質浄化のメカニズム 製造 (株)アクアテックジャパン 〒189-0002 東京都東村山市青葉町1-10-17 TEL 042-392-5525 FAX 042-392-5801 http://www.aquatech-japan.com
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