湖沼・池・ダム湖・排水機場等、滞留している水をゆっくり動かす 浮遊型省エネ耕水機「バイオファン」「リプル」 |
» ホーム » お問い合わせ |
|
平成14年、釣り堀の水質改善方法を検討してきた干潟町産業振興課は、バイオファンを設置している埼玉県幸手市の民間釣り堀吉羽園を視察し、臭いもなく良好な環境であることを確認した。営業を休まずに水質改善でき、予算・メンテナンス経費・日常管理費等の条件に合う技術として、バイオファンを選定した。
釣り堀には、当初60W型2基、25W型1基を設置し、1年後の2004年4月には、水かき羽のやや長いスーパー60W型1基をさらに加え、釣堀池全体に効果が行き渡ると期待できる。 面積17,000平方メートル、深さ3メートル。 BODと溶存酸素の考え方 BOD10mg/gと言う事は、浄化をするのに10mg/gの酸素が必要ということである。水中に溶け込む酸素の量は温度により飽和溶存酸素量が変化するが、仮に溶存酸素量が7〜8mg/gとするとBODが10mg/gでは浄化が進まない(酸素供給が不足する)ということになる。 池等では植物プランクトンの光合成による酸素の産出で溶存酸素の補給が為されるが、河川等では植物プランクトンの働きは期待できない。そうすると河川のBODの基準値は、現存する溶存酸素量以下に設定する必要があり、自然浄化能力を言う場合はBOD5mg/g以下でなければ自然浄化能力を期待することが出来ないことがわかり、河川の水質基準のBODは5mg/g以下にしなければならないということがいえる。 地域に昔の清らかな「せせらぎ」を復活させるにはBOD5mg/g以下という基準を目標におく必要がある。 » このページの先頭へ戻る |
(C) Aqua Crean Association. All right reserved. |