アクア・クリーン協会 湖沼・池・ダム湖・排水機場等、滞留している水をゆっくり動かす
浮遊型省エネ耕水機「バイオファン」「リプル」

» ホーム  » お問い合わせ
主要技術・事業
 » バイオファン
 » リプル
 » 炭素繊維
★利用者の声コーナー
 » ノンスラッジ浄化システム

バイオファン設置事例
《釣堀》
 » 千葉県干潟町
 » 埼玉県幸手市
《公園池》
 » 千葉県富津市富津公園
 » 茂原市ひめはるの里
 »関東地方の農村公園
《排水機場》
 » 浦安市堀江排水機場
《ダム・湖》
 » 福岡県逢瀬の森ダム湖
《養豚場》
 » 宮崎県日南市
《養殖》
 » 香川県高松市

炭素繊維・植栽浄化
実施事例

《洪水調整池での浄化》
 » 千葉県船橋市
《ビオトープ公園》
 » 千葉県八日市場市
《排水路での浄化》
 » 千葉県白井市
 » 千葉県鎌ヶ谷市

複合技術事例
《印旛沼対策》
 »大野調整池実験概要
 »バイオファン・底泥調査

地域活動への技術支援
《ビオトープ》
 » ビオトープをつくろう
 » 千葉県八日市場市
《セルフガイドシステム》
 » セルフガイドシステムを
            つくろう


お問い合わせ » 詳細
 (無) アクア・クリーン協会
 〒273-0005
 千葉県船橋市本町4-31-23
 TEL.1 080-5088-6362
 TEL.2 047-460-0735
 FAX. 047-460-0803
 E-mail. info@aqua-k.net
《ダム・湖》 福岡県逢瀬の森ダム湖での実験

実施場所:福岡県逢瀬の森ダム湖
実施者:三菱化学
実施時期:13年6月〜10月
設置日:平成13年6月21日
設置台数:バイオファン60w1基
 この周辺9ポイントにて、水深1m、4m、8m毎に、水温、溶存酸素を調査した。設置後2ヶ月半を経た9月4日、水温・溶存酸素とも、表層深層が一様化したことが実証された。

逢瀬の森ダム湖に浮かぶバイオファン60w型
逢瀬の森ダム湖に浮かぶバイオファン60w型

ダム腐敗防止のメカニズム
 (有)センサ研究所 稲葉宏哉
 水深が30mのダムの場合、深層水と表層水の温度差は8℃に及ぶと考えられる。ダムに生じたこの温度差は、大量の水の循環を連続的に行えば解消されるものである。
貯水量450万dのこのダムの1日の取水量は、76,300dで、このダムの水は2ヶ月で全量が入れ替わる計算になる。するとこの水の入れ替わりで、ダムの腐敗は防止できるだろうと考えられがちであるが、実際はそうなっていない。その理由は水深にある。水深0.5m程度の池であれば、風の効果で水は耕される(活性化)が、このダムのように水深が30mにもなってしまうと、風の効果は全く期待できない。水温の低い深層水だけが水底に取り残されて動かない状態がいつまでも続き、腐敗してしまう。これがアオコの発生原因である。酸素不足により、アオコ等が繁茂し、浮遊して光を遮断し、カビ臭が発生するようになり、悪い方向への循環が増幅される。
 その解決策として、水を循環させ表層と深層の温度差を無くして、深層への酸素の供給および水温を一様化させることである。毎分130dの水を動かす仕様のバイオファン(170w型)を、このダムに5基浮かべると、このダムの水は5日で全て循環させることができる。これにより、アオコが光合成を行える時間が、1日の日照時間の1/5に減り、アオコの生息が不可能となる。同時に底層に酸素が送り込まれるので、底層の腐敗も防止できる。

ダム湖における水温・溶存酸素一様化実験
(バイオファン60w1基 設置日 2001年6月21日)

ダム湖における水温・溶存酸素一様化実験(バイオファン60w1基 設置日 2001年6月21日)

飽和溶存酸素量とは・・・
 水温の変化に伴い、溶け込む飽和溶存酸素量が変化する。水温が低いほど飽和値が高まる。また、水中の植物性プランクトンが増加、分解、死滅する時期には、飽和を上回る数値が現れたり、酸素が減少したりと変化が現れる。

» このページの先頭へ戻る

(C) Aqua Crean Association. All right reserved.