トンボ&とんぼ通信 2003年7月号

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県立行田公園で花壇作り!
 この事業は、同公園花壇管理業務委託事業にNPOとんぼエコオフィスが応募し、審査の結果その企画が採択されたもので、行田公園の真中あたりにある歩道橋を東側に渡ったすぐのところで行っています。
 土を入れた麻袋に、ハーブなどを植えた西側花壇と、野菜の花畑(大根、ニンジン、ごぼう、アスパラ、ミョウガ・・・)の東側花壇があります。東側は麻袋の間に真竹を敷き詰め、西側の方は落ち葉を敷き詰めた上を樹脂で舗装、どちらの花壇も、その中を歩けるようにしたのが特徴です。もうすぐ完成の予定ですので、ぜひお出かけ下さい。

鈴身第1調整池の浄化、終了
 千葉県の委託を受けて、昨年9月から行っていた鈴身第1調整池の浄化が、3月末で終了し、バイオファンを撤去しました。花イカダ6基はそのまま浮かべてあり、今はオオフサモがイカダの上を覆い隠すように茂って、濃い緑がとてもきれいです。池の方は、アオコが繁殖し、ちょっと困った状態になっていますが、市の財政が厳しい状況では、市民生活に直接影響のないところには予算措置が行われにくく、如何ともしがたい状況です。

《森トープ・すずみ》の夏便り
 7月16日(水)森トープ・すずみの活動が、開始以来1年を迎えるのを記念して、ボランティアの皆さんがささやかな記念のイベントを行いました。この日は、7月2回目の作業日。梅雨明け間近の鈴身は、クズとセイタカアワダチソウが生い茂り、濃い緑一色で、池には、クイナやカルガモ、コサギなどが羽を休め、何とものどかな風景です。お昼過ぎに、近くの公園に場所を移し、総勢11人が、野外での食事を楽しみました。朝のうちには、どしゃぶりの通り雨があったものの、その後は雨も降らず、暑くもなく、時折涼しい風が吹き抜ける鈴身で、至福の時を過ごした後、ボランティアの皆さんはまた作業再開。 最近植えたミズナラやユズリハなどを手入れ、元気にはびこる雑草退治にまた汗をかきました。

ホームページで《羽化情報》飛び交う
 「ヤゴが動かないけど大丈夫?」「トンボになって飛んでいっちゃって淋しいなぁ・・」 ヤゴ救出作戦以降、ホームページの掲示板に、そんな書き込みが増えています。学校のプールから助け出したヤゴが残念ながら羽化できなかったり、あまり動かないので、死んじゃったんじゃないかなと心配していたヤゴが無事羽化したり、自然界には不思議がいっぱい! 部屋の中でのヤゴの飼育は、エアコンの影響があったり、風の動きを感じることが出来なかったりで、ヤゴにとっても戸惑いが多いのかもしれません。でも、船橋の運動公園に生息していたヤゴの羽化率は、自然界の羽化率より、かなり高そうです。


手賀の丘少年自然の家で
 「虫くんこんにちは!」 7月26日(土)

 このイベントで、トンボを育てる会の柳瀬さんと関さんが、講師を務めます。これは、シリーズで行われている野外観察「春夏秋冬手賀の丘・里山で遊ぼう」の夏のイベントとして行われるもの。昆虫のお話の後、参加者全員で昆虫採集もします。(残念ながらすでに定員いっぱいとなり、申し込みは締め切ったそうです。) 
 少年自然の家は県立の青少年教育施設で、手賀沼の近くにあります。野鳥や水生生物、野草や昆虫など、豊富な森林等自然環境に恵まれ、親水広場、博物館、公園、キャンプ場など野外活動に適した施設がたくさん! また、施設内には、体育館、多目的ホール、グラウンド、芝生広場等があります。プラネタリウムや天体望遠鏡、いろいろな備品がそろった創作室などもあり、みんなで楽しめそう。具体的な研修計画を持った、4歳以上で4人以上の団体や家族なら、利用可能とのこと。 
 問い合わせは 手賀の丘少年自然の家  04-7191-1923 270-1456 東葛飾郡昭南町1240-1)
                                         

 
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